片桐直樹

ここ数年は、テーマとしては「場と時間」「日常と非日常」「再生と破壊」等を混在した平面作品を制作しています。
ただ、今回の展示では久しぶりにコンセプチュアルな観客参加型の作品を発表させてもらいました。

: 今回の作品のコンセプトは「断片絵画」観客参加型の作品になります。観客が絵画の断片をを持ち帰る作品です。
「変容する絵画」
作品の一部がめくられてなくなることで、下の絵が現れて、別の絵になっていきます。
「共有する絵画」
めくられた絵の一部をめくった観客が持ち帰ることによって、作品はバラバラになりますが、持ち帰った観客は、その絵画の一部を他の誰かと共有するイメージを持つことができ「繋がり」をイメージすることができます。
さらにSNS上で、変化をコンスタントに見せられればうまく完結できたかと思います。
(これは、展示状況的にうまくいきませんでした、、)